評 価 項 目 取り組み状況
安心・安全な園行事や園活動のあり方を考え、安全対策のより強化をする。 昨年コロナが5類となって以降もコロナやインフルエンザ等も感染拡大を防ぐ為、清掃と除菌等を従来通り続けている。送迎バス安全管理マニュアルの徹底、ドライバーと添乗員のチェック項目シート記入、ドライバーのアルコール呼気チェック、車内置き去り防止アラートシステムの導入を行った。無断で登園していない園児の保護者への連絡を9:30過ぎに行っている。日々の積み重ねによる安全確認が安全対策強化につながっている。運動会ではコロナ禍では行えなかった卒園児かけっこを今回プログラムに入れて喜ばれた。感染症対策を徹底したことで多くの園児が保育に参加でき、園行事を通して成長できた。


大阪市子育て相談事業や大阪府のキンダーカウンセラー事業を活用し、子どもたちにとって、遊び込む経験が、さらにできるように環境を整える。



毎月のキンダーカウンセリングは、在園児の保護者だけではなく、未就園児の保護者も活用されており、安心して相談できる場になっている。また、教員も年3回の研修の際に、玩具の種類や量、配置等、具体的にアドバイスを貰い、実践したことで、昨年度の後半から、遊び込める環境を少しずつ整えることができてきた。玩具やマットの購入をはじめ、いかに多角的に遊べるかを考えることで、園庭や保育室での遊び方が変わり、遊びに没頭している時間が多くなり、喧嘩や怪我があきらかに減ってきた。友達と協力して作ったり、一緒に考えて遊んだりしている姿が多く見られ、学びの土台となっている。
地域と連携しながら、防犯や防災に強い幼稚園づくりに取り組む。 警察や消防と連携しながら、防犯や防災についての意識を高めることができた。毎年の訓練の大切さを知り、先生の指示が通るように、静かに速やかに避難できてきた。保護者や教職員の駐輪場の増加と保護者駐車場の工事は昨年の春休みから順次行い、すべて完成し、活用されている。園行事での自転車置き場や駐車場を確保できた。また、園行事開催時に教職員が周辺道路や通園門に立ち、誘導することで、園児や保護者の安全意識が高まり、協力的になってきた。
保護者と連携を密にし、園児の様子を視覚的にも知ってもらい、より園活動についての理解を深める。 園行事のアンケートを実施し、行事の振り返りに保護者のご意見を取り入れた。アンケート結果は全教職員が回覧し、次の行事に還元できる方法を考え、保護者のニーズに応えられるよう、話し合いを持っている。行事の前には改良点を示し,保護者や園児たちが楽しく安全に過ごせるように、プリントを配付している。また、入園説明会や卒園式での園行事のDVD上映、卒園式当日の修了証書授与の個人写真撮影等においても、園児の様子を視覚や音楽で思い出に残るように取り組んできた。より園児の様子を知ることができたとの声が多くあり、昨年よりも保護者ニーズの満足度が上がっている。
課 題 具体的な取り組み方法
園行事として、コロナ禍での教訓を活かした中で、より多くの経験ができる保育をめざす。  引き続き、感染症の拡大防止に努める中、園児が様々な経験が積めるように、カリキュラムの見直しを行う。コロナ禍での感染症対策を踏まえた上で、より豊かな園生活を送ることができるよう、話し合いをもち、園児や保護者に負担がかからないよう、子どもが主体の楽しい内容にしていき、遊びから学びへつなげていけるようにしていきたい。
「安心・安全」な保育の提供の為、さらなる取り組みの充実を図る。 清掃や除菌の徹底、密にならない等で、当園ではコロナやインフルエンザ等の感染症拡大につながらなかった。今後も安心・安全な保育の提供ができるように、3密等の基本を徹底していく。地域の学校園等の情報収集の徹底を行い、園行事の開催時間を含めて、園児がより楽しめ、参加できる場を考えていく。
保護者ニーズを知るとともに、より積極的に情報公開を行う。 保護者アンケートや保護者会、懇談等でのご意見ご要望を知り、園としての取り組みを情報公開していく。今年度は運動会に卒園児が参加でき、喜んでいた。来年度はバザーも卒園児が参加できるよう、安全対策の中、実施に向けて考えていく。
本年は、新型コロナウイルスが第5類になり、コロナ禍前の園行事や園活動に戻り、全て実施することができた。また、数年前から改善を参考に工夫を重ねて取り組んだ。教員のリーダーやサブリーダー多く健在のため、教職員の共通理解が十分図れた。かいぜんとしては、内容面・時間面・指導力の面・環境面などから工夫した。その結果、子どもの成長は顕著にみられ、自信をもって行事や活動に参加する園児が多く、笑顔いっぱい、元気いっぱいな様子が見られた。保護者アンケートや懇談会などから、園に対して感謝のお言葉や高い評価をいただいている。否定的な言葉や評価が例年以上に少なかった。次年度も継続を願う保護者も多くいた。
4.学校園評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
今年度は、コロナ禍で培った改善や工夫を十分生かされていて、コロナ禍前の園行事や園活動より充実した取り組みが見られた。教職員の共通理解が十分果たされていて、一丸となって取組めていたのではないかと考えられる。また、園児の様子・声や園児の代弁者でもある保護者からのアンケート・感想を真摯に受け止め、改善や工夫に役立たせていたと思われる。次年度も同様に取り組んでほしい。

     
 令和6年3月30日更新






自己・学校関係者評価   結果公表シート
1.本園の教育目標
「笑顔いっぱい 夢いっぱい みんな仲良し 元気な子」を教育目標として、幼児に適切な環境を与え、心身の調和をはかり、人間形成の基礎を培う教育を行っている。
◎本園では、めざす幼児像として次の3項目を掲げている。
 1.丈夫な体と強い心をもった子ども
 2.素直で優しく思いやりのある子ども
 3.主体的で創造性のある子ども
2.本年度、重点的に取り組む目標・計画
令和5年度
学校法人大橋学園 豊里幼稚園
3.評価項目および取り組み状況
6.学校関係者評価委員会の意見
本年度は園活動や園行事をより安心・安全に推進していける環境づくりを重点としていく。
5.今後の課題